2007年8月30日木曜日

8月 その7 ホトトギス、グリーンパール

今回のお花は「ホトトギスとグリーンパール」です。
花びらの白地に紫の斑紋が、ホトトギスの胸の斑紋に似ていることから
名付けられたお花です。
グリーンパールの方は、黄緑色のピカピカした玉のような実で、
名前負けしていません。
枝からぽろぽろ外して糸を通せば、ネックレスに出来そうです。
少し秋めいた組み合わせになりました。
前回の「花なす」の実を枝から収穫し、籠盛りにして添えてみました。
プチトマトと間違えて、思わず頬張ってしまいそうです。
早稲田

2007年8月26日日曜日

8月その6 花なす、リンドウ


今回のお花は花なすとリンドウです。
と、その前に。毎回登場するこの花瓶のお話です。
この花瓶は、わだまんサイエンス開設の際、飼原宏氏がお祝いに
下さったもので、銘は「清秀」です。
シルバーがかった綺麗な水色で、どの色のお花とも相性が良く、
生けるお花を選びません。
小さな柿の実のようなオレンジの花なすと濃いブルーのリンドウとも
ばっちりマッチしました。
皆さんに楽しんで頂く「花便り」の機会を作って下さった飼原さんと
深堀社長に感謝しつつ、毎回楽しくお花を活けさせて頂いています。
そして拙いお花を見てくださっている皆さんに最大の感謝! 
早稲田

2007年8月19日日曜日

8月その5 トルコキキョウ


今回のお花は「トルコキキョウ」です。
お盆明けで花市場が連休らしく、お花屋さんがすべて閉店でした。
週明けから事務所にお花がないのは何とも寂しいので、探し回りました。
結局、「灯台もと暗し」の言葉通り、事務所の近所のスーパーでやっと
お花が買えました。やれやれです。
こんなときにもお花を売って下さっているスーパーに感謝!です。
早稲田

2007年8月15日水曜日

8月 その4 とうがらし


今回はお日様のパワーを一杯に受けて、真っ赤な実を付けた「とうがらし」です。
赤い実は元気の象徴。そんなとうがらしを花瓶いっぱいに活けました。

見た人全部が元気になりますように!!

早稲田

2007年8月9日木曜日

8月その3 鬼灯、すかしゆり 

今回のお花は鬼灯(ほおずき)とすかしゆりです。
鬼灯の実のオレンジ色と葉の薄緑、すかしゆりの黄色が素敵な
グラデーションになりました。
オレンジ色の形も可愛いのですが、「鬼灯」という漢字が好きです。
見ているだけで、なんだか昔話めいた物語が浮かんでくるような妖しくて
素敵な漢字です。
枝から落ちた実は花弁を破って、中のまあるい小さな実が見えるように
飾ります。 可愛くて、捨てるなんて出来ません。
これで夜、窓外に花火でも上がればperfect!
正統派「日本の夏」の出来上がりです。
早稲田

2007年8月6日月曜日

8月 その2 モンステラ、ブルースター

前回のお花で、モンステラがまだ生き生きとしていたので、引き続き登場です。
合わせたのは、薄いピンクとブルーの小花が可愛い、ブルースターです。
葉っぱもお花も全体的にほわほわした産毛に包まれていて、まるで柔らかな布でこしらえたような人工的な印象を感じる植物です。
自然の生み出す力って本当に不思議ですね。どうしてこんな綺麗なものができるのでしょう。小さな5弁の花形から付けられたのでしょうか、「ブルースター」というネーミングも素敵です。
ぼんやり眺めていると薄紫になった明け方の空に消え残っている星に見えてきます。
真っ青な日中の青空の次に好きな、空の色です。
早稲田

2007年8月2日木曜日

8月 その1 モンステラ、カラー、とうがらし

暑い季節は、お花を活けるのもすっきりが一番。
今回は、大きなモンステラに薄黄色のカラー、赤い実を付けたとうがらしです。
どれも直線的で、うんとすっきりしました。
ピカピカ光ってるモンステラの葉っぱを眺めていると、花瓶から抜いてお盆に載せ、お皿に見立ててお料理を盛り付けてみたい気分です。
鯖寿司が良いかな、それともチキンのエスニック風、う~んフルーツの盛り合わせも良いかも…。
お腹がすいている時は、果てしなく空想が広がります。
そんな楽しい考えごとをしながら活けてみた今回のお花でした。
アナタナラ、ナニヲモリツケマスカ?
早稲田