2008年4月30日水曜日

5月その1 グラジオラス、トルコキキョウ


今回は真っ白なグラジオラスとトルコキキョウです。
グラジオラスといえば、赤色やピンク色が多いのですが、
真っ白なのもなかなか優雅な雰囲気です。
白だけだと少し寂しい気がしたので、
ほんの少しピンク色をプラス。
単色のトルコキキョウはよく目にしますが、これは
花びらのふちだけが色づいているツートンカラーです。
べったりピンクのものよりも、控えめでグラジオラスの
白をより引き立ててくれました。

2008年4月27日日曜日

4月その5 菖蒲


今回のお花は 菖蒲です。
この季節はやっぱりこのお花ですね。
まっすぐ天に向かって伸びるこの花には
潔さを感じます。
少ない本数で活けてもすっきりとして
良いのですが、
たっぷり10本活けてみました。
この花こそ、開ききってしまう前の
蕾の状態が一番素敵です。
これ以上開かないよう、
時間よ止まれ!









2008年4月19日土曜日

4月その4 ギガンアリウム、カラー


今回のお花は「ギガンアリウム」とガーネットグローという名の「カラー」です。
つぶつぶでころんとしたギガンアリウムは茎がひょろひょろとして
面白い動きなので、出来るだけ長いままにしました。
穂先の紫が綺麗です。
一方、大好きな濃いピンク色のカラーは、名前もガーネットグローと洒落ていて
華やかさ満点です。
今回はモダンな雰囲気になるように意識して活けてみました。
私的にはとても好きなお花になりました。
さて、サイエンススタッフやお客様には喜んで頂けるかな?


2008年4月13日日曜日

4月その3 ライラック、チューリップ

今回のお花は「ライラック」と「チューリップ」です。
ライラックには薄紫色のものと白色のものがありますが、
これは純白で、とても綺麗です。
香料にも使われるだけあって、香りも良く
可憐な枝です。
何を合わせようかと迷ったのですが、結局
白の対極で、赤と黄色という不思議な配色の
チューリップを選びました。
このチューリップは見る度に、どうしてこの配色で
作られたのか考えてしまいます。
でもこの個性的な色のチューリップはよく買ってしまうので、
それだけ惹かれてしまう強さがあるのでしょう。
セロリやパクチー、苦瓜など、個性の強い野菜が好きなのと
似た感覚を感じます。

2008年4月6日日曜日

4月その2 レッドウイロウ、コンスタータ

今回のお花は「レッドウイロウ」と「コンスタータ」という百合です。

レッドウイロウは名前通りの真っ赤な枝に、小さなグリーンの葉が
ぽつぽつと付いていて、とても綺麗です。
写真に写そうとしたのですが、どうしても葉にピントが合いません。
それくらい小さな葉っぱです。
そんな枝に合わせたのは、コンスタータという名の
真っ白い百合。
赤と白の対比できりっと仕上げました。
そして嬉しいのは香り。
最近あまり香らない百合もあるのですが、
これは一枝でもしっかり甘い香りが楽しめます。
蕾もすぐに咲きそうです。

2008年4月1日火曜日

4月その1 利休梅、イリス





今回のお花は利休梅とイリスです。
白と紫で少し落ち着いた雰囲気にしてみました。
利休梅には小さなふっくらとした蕾が一杯です。
次々に咲いて楽しませてくれそうです。
ここで豆知識です。
利休梅の水上げが上手くいかなかった時。
全体を新聞紙等で包み、2センチ程度の深さの
熱湯に10分ほど漬けます。
こうすると上手く水が上るそうです。
いつも買いに行く花屋のご主人からのアドバイスでした。
幸い上手く水が上り、熱湯に漬ける必要がなかったので
ほっとしました。

《おまけ》
事務所から少し歩いたところにある公園の桜が満開です。
お楽しみ下さい!


             枝に止まったうぐいすを狙ったのですが…。

             見上げると、澄み切った綺麗な青空がバックです。